日本酒には「和醸良酒（わじょうりょうしゅ）」という言葉があります。

───良い酒造りは、良い関係から始まる（和は良酒を醸（かも）す）───

酒造りの教えの１つですが、実はこの言葉にはもう１つ、 「美味しいお酒は、人の繋がりを醸す」という意味（良酒は和を醸す）があります。

繊細な味わいと風味で、はるか昔から愛される日本酒。

この文章を読んでいるあなたや、その周りにも日本酒を好きな人は多いはず。 「うちでも好きな時に、好きな人と美味しいお酒を楽しみたい」そう考えたことも、一度や二度ではないはず。

生きた酒母から作られる日本酒は「温度・紫外線・空気」の影響を受けやすく、「マイナス５℃保管が最適」だと言われています。

だから、私たちは考えました。

お酒を造る人たちが紡いだ和醸良酒を、多くの日本酒を愛する方へ届けたい──。

難しい日本酒の管理をカンタンに、「SAKE CABINET」 が私達の答え。

美味しい日本酒体験を届けます。
あなたの周りで、良い繋がりが醸されますように。

日本酒の味や風味は、お米由来の糖分や、アミノ酸、アルコールやさまざまな化合物によって作られていて、とても繊細なバランスの上に成り立っています。

これらのバランスは、酵母の活動や、空気と触れ合うことによる酸化。それ以外にも紫外線やさまざまな化学反応などによって崩れてしまう繊細なもの。

化学反応は、高温では早いスピードで発生しますが、低温になるほど反応のスピードが遅くなることが、科学的に実証（アレニウスの法則）されていて、日本酒にも当てはまります。

日本酒が凍ってしまう手前、つまりマイナス５℃での保存については、実は、酒質やフレッシュさの維持に効果的なことは前々から知られ、酒蔵でもよく実践されていて、マイナス５℃で保管できる保障がないと、卸してくれない酒蔵もあるほどです。